レッスンをしていると、子供たちがみんな興味を持つことがあり、面白いなあと思うことがあるんです。

ピアノの前に座る時ですが、もちろん椅子の高さや、足が床に届かない場合は足台を置き、不安定な座り方にならないように気をつけているんですよ。それでも大人が座った時と何が一番違うかって・・・視界なんですね。

大人は椅子に座ると正面の譜面台に目線がいきます。

でも子供たちは?

グランドピアノでレッスンしているので、譜面台と蓋の隙間にどうやら目線が行くようで、鍵盤を叩いた時にハンマーが下から上に上がり、弦を打つのをそれは熱心に観察するのです。

どの鍵盤を押すと、どこのハンマーが動くのか、その連動を確認する遊び?は自然と多くの子がやるんですね。全音と半音の理解も目で見ながらしています。

 

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もうひとつの目線

レッスン室のドアはピアノに座った位置から右奥になるんですが、出入りの時など、子供たちがピアノの横の窪んだところに向かったまま、じっとしていることがあるんです。

どうしたのかと思ってよく見ると、体を少し揺らしたり変顔をしたりしています。

目線の先には、ピアノの胴体に映った顔が、びよ~んと横長になっています。ちょうどグランドピアノの本体がカーブをしているところです。なるほどちょっと角度を変えるだけで、映った顔が伸びたり縮んだりします。

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大人の目線はピアノの上ですよね。本体横の部分はかがまないと見えません。気づかないところで子供たちはいっぱい不思議を感じて遊んでいるんですね。

そんな子供たちの微笑ましい姿を見られるのもレッスンの楽しみのひとつです。