S君のレッスン、普段は練習にあまり積極的とはいえないのですが・・・楽譜を読むのが面倒といったところでしょうか。

でも今日のレッスンはとても良い刺激がありました。楽譜を読むのが好きではないといいながら、ごく簡単なものなら結構初見でそこそこ弾けるのです。リズムと拍がしっかりしているのです。

さてレッスン中、4月のミニコンサートで弾く曲の中で、低音から高まで上がっていくのに、左手→右手→左手→右手・・・と4回繰り返す部分があります。

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そこの受け渡しが、とてもきれいに弾けていたので、「受け渡しが上手ね。先生もそういうの練習したりするけど、速く弾くとリズムが崩れちゃったりして結構難しいのよ。」なんて話しながら、

ドビュッシーの子供の領分の1曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」の楽譜を見せました。「例えばこの部分」と弾いて見せたら、なんだかとても興味を示し、「今、どうやって弾いたの?」と真似をします。それでその1小節だけ教えたら、とても気に入ったようなんです。写真 2015-03-22 2 28 00

中学生くらいになったら、この曲弾いてほしいなというと、満更嫌でもなさそう、ちょっと嬉しそうな感じでもあります。うふ、期待してしまいます♫

そのついでに「じゃあ今からこの楽譜を弾いてみるから、どこを弾いているか目で追っていけるかな?」と、初めて見る楽譜で実験です。

とりあえず1ページ目から次のページの頭まで弾いたところで、今どこだと思う?と聞くとちゃんとわかっているのです。

本人いわく「最初の方は16分音符の固まりを見ていって、途中から4分音符が出てきたからそれを見ていた」ということです。ちょっと驚きました。つまりこれって拍感がわかっているから出来るんじゃないかと思うのです。

なるほど、レッスンのメニューに「譜めくり体験」を入れてみるのもいいかも!という発見。

昔、私がレッスンを受けていた時に、上級者の弾くラフマニノフのコンチェルトの譜めくりを急に頼まれ、初見で譜めくりしたところ、とてもスピードについていけず大変焦ったことがありました。

自分が弾いたことのない曲の譜めくりは、案外侮れないものなんです。