ピアノが大好きな大人たち
今日は楽器店のイベント「大人の弾き合い会」に参加しました。
誰でも参加できる、ピアノでも歌でも他の楽器でもOKの大人のための音楽会です。
プログラムを見ると参加人数は21人。
ピアノのクラッシク曲の他に、ポップスや弾き歌い、自作アレンジなどもあり、皆さん本当に熱心で楽しく聴かせていただきました。
私は前回の「弾き合い会」を見学に行った時のご縁で、お二人の方の歌の伴奏をさせていただきました。
お一人の女性は 「朧月夜」 と 「アイーダの信念」
もうお一人の70代の男性は新実徳英作曲、谷川雁作詞の合唱曲 『白いうた青いうた』 から 「二十歳」 と 「火の山の子守歌」
どの曲も伴奏が美しく良い曲で、お二人それぞれの歌声を気持ちよく聴きながら楽しんで演奏させてもらいました。
会場には常連の出演者、初参加の方、大人になってから始められた方、かなりのレベルの腕前の方、お仕事の都合でピアノに触れる機会があまりない方、いろんな方がいらっしゃいましたが、お互いの演奏を聴く雰囲気がとても温かく感じられました。
全ての演奏が終わり、写真撮影の後はお茶を飲みながら歓談できる時間です。
この時間がすごいのです!
ピアノがずっと鳴っているのです。プログラム以外の曲が絶え間なく流れているのです。皆さん交替でどんどん好きな曲を弾いていきます。楽譜なんて見ていません。
先ほどの演奏会中の緊張感は吹っ飛んで、もう生き生きと弾いています。上手とか下手とかでなく、この曲が好き!ピアノが楽しい!という気持ちが溢れています。
ああ、ピアノが大好きな大人ってこんなにいるんだと嬉しくなりました。
大人になってから始められてこんなに弾けるのかと思ったり、子供の頃から中・高校生くらいまで続けていた方は、やはり何年もブランクがあっても戻れるものだなあと感じたり、刺激になった一日でした。
次の日曜日は、瀬戸教室のミニコンサートです。教室内コミュニケーションをはかるための初企画。
当日までに、まだいろいろと準備をすることもありますが、皆さんが楽しめるコンサートとなるよう、もうひと頑張りです。