4月26日(日)は東京でピティナピアノ指導セミナーに参加しました。

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昨年は迷いながら参加を見送りましたが、今回は昨年11月というかなり早い時期に申込みをし、参加することを決めていました。

1日通しての講座で、関心のある先生方の指導法を直接聞くことができます。午前中は7名の著名な先生方のそれぞれの指導法について12分間ずつプレゼンテーションがあります。

きっと12分間でポイントを紹介するのは、大変だったのでは?とプレゼンのやり方にも興味を持ちながら、聞いていました。

★渡部由記子先生の「魔法のレッスン~ほめたらできる!子どもの可能性は無限大~」

ほめるという事は、最近の先生は意識されていることが多いと思いますが、ポイントは「心からほめる」と「次のステップを示す」というセットですね。

★深谷直仁先生の「良い練習、悪い練習」

まさに、いつもレッスンで言っていることです。悪い練習をやめることに意識を置くことと、「部分練習」という言い方をよくしますが、「要素練習」という言い方のほうが、適していることに気づきました。

★谷口賢記先生の「室内楽を通したピアノ演奏力アップ」

この先生は室内楽ピアノアンサンブルの楽譜をたくさん出版されています。発表会などで是非取り上げたいものです。

★添田みつえ先生の「全調があっという間に弾けるピアノ指導法」

小さな子でもわかりやすいように、全調の和音を雪だるまに例え、お話にして理解できるように工夫されています。興味深いけれど、使いこなすにはテキストをしっかり研究する必要がありそうです。

★西尾洋先生の「~楽譜を読むために必要な和声の知識~」

和声についてわかりやすく解説して下さいました。和声感を育てるには、やはり導入のころから和音の違いや変化に気付く耳を養っていくとよいのでしょう。

★黒河好子先生の「さぷりキッズ~ピアノを弾くからだづくり~」2015-04-26 14.39.01

導入時からピアノを弾くための筋力や関節を正しくトレーニングする具体的な方法について研究されています。興味深く勉強したいと思います。

★デュエットゥ かなえ&ゆかりさんの「~連弾も取り入れて音楽も人も育てよう~」

連弾は普段のレッスンの中でもよく扱う方で、発表会でも全員やっていますが、注意すべきは合わせることだけに意識がいって、自分の表現ができない演奏になってしまわないようにということ。なるほど、それでは本当の楽しさが実感できないですものね。連弾は会話のようなものでもありますから。

各指導法について、特に気づいたこと思ったことを書いてみました。

セミナーの後半は、音楽ライターの飯田有抄先生の「もっと接近!ブルクミュラー~『25練習曲』が生まれたヒミツ~」と小原孝先生の「もっと自由に!ブルクミュラー~ピアノよ歌え!演奏法のヒミツ~」の講演でした。

ブルクミュラーと言えば、ピアノ学習者には当たり前に知っている作曲家ですが、世間ではあまり知られていないという現実。25練習曲は私も子供のころから大好きで、その親しみやすい作曲家に焦点をあてた講演というのも面白いものでした。

最後は小原孝さんが、近日の演奏会で弾くラベルの「ボレロ」をピアノ一台のソロで演奏されました。それは聴きごたえのある素晴らしい演奏で、ピアノ一台でオーケストラのようにこんなに表現できるのだということに、その演奏力に感動しました。ペダルを本当に上手に使わないと演奏できないなとも。

大変濃い充実した一日となりましたが、これらが、毎日のレッスンに反映できるよう、頭をもう一度整理して取り組んでいくことにしましょう。