大人になって初めてピアノを弾くことになったKさん。保育士の資格取得を目指しています。

フルタイムのお仕事をしていらっしゃるので、それはそれは時間を作るのが大変です。

それでも計画的にレッスンの予定をいれて、練習時間が取れない時にはイメージトレーニングをしたりして頑張っていらっしゃいます。

保育士試験の実技に弾き歌いがあります。伴奏は簡単なものでも両手でピアノを弾きながら歌を歌うって、結構難しい事です。

実際に保育の場などでやる場合には、子供たちの方を見ながら大きな声で歌いますよね。

手元の鍵盤ばかり見て、険しい表情で弾くわけにはいかないですね。つまり余裕がないとできないのです。手元を見ないでも弾ける。楽譜を見ないでも弾ける。歌詞を考えないでも歌える。それくらいの余裕がほしいですね。

2016-02-29 21.01.28

さて、課題曲は決まっているので、Kさんは、まず右手でメロディーがすらすら弾けるように練習します。

ここでやっかいなのが指番号なのです。指番号が書かれていない楽譜では、自分で考えなければなりません。また指番号の指示があっても、ピアノに慣れていない場合や手の大きさなどによっては弾きにくいこともあります。

スムーズに弾けない個所の指番号を変えることで、とても弾きやすくなることがありますから面倒でもどの指で弾くのがいいか研究した方がいいですね。

そうかといって指番号に頭が縛られると、指を間違えたときにとまってしまったりします。曲の途中で音楽がとまるというのは、最も避けたい事。ですから、指を間違えたときにも臨機応変に他の指で対応できることが望ましいのです。

難しそうに思うかもしれませんが、音の高低と鍵盤の左右の感覚が結びついていると、そんな対応の助けになります。つまり音を聴いて弾く、次の音のイメージができるということはとても大切なことです。

メロディーをとまらずに弾けるようになったら、次は歌いながら弾けるようにします。

左手の伴奏も練習もできたら、まず歌と伴奏だけで合わせてみましょう。それから右手と左手を合わせた方がスムーズにいくことが多いです。

そして両手+歌ができるように、順を追ってひとつずつプラスして練習していくようにしましょう。