練習

ピアノの練習~習慣づけのヒント~

親御さんの不安と言えば
ピアノの練習をさせるのが大変💦
ピアノの練習をするようにガミガミ言いたくない。
無理やり練習をさせてピアノを嫌いにさせたくない。

お子さんの性格やタイプは一人ずつ違いますからね。
なかなか一筋縄ではいかない場合もあります。

さて、<練習の習慣化のヒント>は?

■毎日することと紐づける
洗面や食事、入浴や学校の宿題など、毎日する習慣になっていることとセットにする。
例えば食事の前後や宿題の前に…など。
早起きさんは朝の15分も有効です!

■3の法則
習慣化するには3という数字がよく使われます。
まずは3日→3週間→3カ月のように目標をおきます。
3カ月続けられたことは、たいてい習慣化できるようです。

■練習時のサポート
小さなお子さんが、放っておいて自分からピアノを練習することはなかなかありません。
時間の管理もまだできませんから、最初は一緒に練習時間を確保して付き添うことも必要です。
最初はすぐ横にいて、でも教え込まずに、問いかけて聴いてあげてください。

年齢があがっていくとともに、自分でできるよう少しずつ距離を置いていきます。

※注意事項!

ピアノを弾けるお母さんやお父さんは、ついつい間違いを指摘したくなったり、なんでできないのか?とイライラしたり・・・しがちなんです。
そこは、ぐっと我慢です。
いいところを見つけて認め、関心を持って「聴いているよ」というメッセージも。

「今のところ気持ちのいい音だったね。」
「この曲は面白いね。」
「お母さんも弾いてみるから、間違っていたら教えてね」
とか、どうでしょう?

こどもは、レッスン時にわかっていたこと、できたことが家に帰ると・・・???
となることもあります。

教えるのではなく、本人にどこがわからないのか、どこが難しいのか具体的に考えるように質問してみてください。
また、わかるところ、できるところがどこかを質問してみるのもいいですね。

子どもはどんどん成長していきますよ。
ただ成長の速さは一定ではありません。
同じお子さんでも停滞期があれば、急成長する時期もあります。

とにかく長い目で成長を見守ることが大切だと思います。
目先のできるできないで、一喜一憂しないこと。
子どもは大人の自分に対する感情を敏感にキャッチしていると思います。

子どもは、自分で何かで新しい発見をしたとき、新しい事ができるようになったとき、
大きな喜びを感じ、顔の表情が輝きます。

そんな発見や経験が自信を育んでいくと思います。
子どもたちが輝くチャンスを奪わないようにサポートしていきたいと思っています。