講師の思い

「3つの き」を育てる

いきなりですが、タイトルの「3つのき」とは?

1.ピアノが好き
ピアノを楽しむ気持ちが一番!
教本がどうしてもつまらなくて進まない子には、弾きたい曲、知っている曲を与えます。
自分で曲のリズムや音を変化させて遊ぶ子には、思う存分やってもらいます。
いろんな音がでるピアノ。
一人で弾くのも楽しいけど、連弾で人と一緒に合わせて弾いたり、歌の伴奏をしたり・・・
楽しい事、面白い事がいっぱい!

2. ピアノに向かうやる気
何か曲を覚えて弾けるようになると誰でも楽しいものです。
でも弾けるようになるまでって、結構しんどい道のりです。
小さなことでも、その先に目標があると気持ちも前向きになります。

発表会やクリスマス会で素敵な演奏をしたい。
練習ボックスの表をいっぱいにして教室の壁に貼ってもらう。
譜読みカードや音列マスターがスラスラできるように。

など、小さな目標、大きな目標を決めること。
その子の良いところと、これからの課題をはっきり伝えて、どこに向かって練習しているかを自覚すること。

3.ピアノを練習する根気
自分で決めたことを達成するまで頑張り続けること。
ピアノの練習は地味です。
一人でコツコツと長い期間、毎日続けていくことで、ようやく身につくのです。
練習とは一人で、できない自分と向き合っていかなければならないのです。
しかも芸術って上がりやゴールがあるわけでなないのです。
深くどれだけ追究しても、また他の視点がでてくる・・だから面白いのですが。


つの「き」が育つと自己肯定感がUPし、ピアノ以外の事にも前向きな姿勢が見られるようになります。
「3つのき」は生きていくのに頼もしい力となります。
しっかり育てていきたいですね。