教室の風景

ネコふんじゃった

皆さんよく知っている「ネコふんじゃった」

4月からピアノを始めた生徒さんが教室に来るなり
ピアノで弾いてくれました。

前回のレッスンで、最初の少しだけ教えましたが、続きをお父さん、お母さんに教えてもらったようです。

それで、早く先生に聴かせたい!早くピアノ弾きたい!
と、それはそれは張り切って来てくれたのでした。

「ネコふんじゃった」は、とっても良い教材だと思っています。
馬鹿にできません。

両手を使い、黒鍵も白鍵も使います。
低音と高音を行ったり来たり、手のクロスもあります。
リズムの練習にもなるし、ピアノを始めたばかりの人にはもってこいの曲。

アレンジだって自由にやってよし。
いろんなネコをイメージすれば表現の練習にもなります。
子ネコ、ドラネコ、眠いネコ、ハッピーなネコ、ケンカするネコなどなど
アレンジしながら、たくさん遊べます。

そして、作者も発祥も不明なこの曲は、なんと世界中で知られているのです。
国によってタイトルも様々

例えば
フランス・・・カツレツ
スペイン・・・チョコレート
ドイツ、ベルギー・・・ノミのワルツ
ハンガリー・・・ロバのマーチ
メキシコ・・・お猿さん
中国・・・泥棒行進曲
カナダ、アメリカ・・・サーカスソング
ユーゴスラビア・・・黒のメロディー

などなど、タイトルを聞くだけでも楽しいですね。