毎年1月下旬から、保護者様との個別面談を行っています。
お一人15分から30分程度オンラインでお話をします。
予め、内容をアンケートで伺っておくのですが、一番お悩みで多かったのがお子さんの練習についてです。
これは多分、今も昔も共通の悩みかもしれないですね。
練習は、ほぼ毎日しているという方もいるのですが、
練習時間や内容が・・・これでいいのか?
ママたちは、
15分ぴったりにすぐ終わってしまう。
回数を決めて弾いているだけ。
楽しそうにしていない。
気分によって練習したりしなかったりムラがある。
どんな声掛けをしたらいいかわからない。
ヘッドホーンで練習するので、ちゃんと練習できてるかどうかわからない。
と、いろいろな事が気になっています。
小さい頃から、できるだけ本人が自分で考えて練習できるように育てていくのが大切です。
それは、ピアノに限らず、将来社会の中で生きていくのに必要な力です。
では、どうしたらいい?
🔹まずは、毎日のスケジュールの中で、いつ練習時間をできるのか本人と一緒に決めます。
できるだけ、毎日の必ずやることと紐づけてルーティンになるといいですね。
🔹そして、練習を始める前に、本人が何をどれだけやるか決めること。
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🔹練習が終わったら、ママは「練習できたこと」「自分で決めたことをやったこと」をしっかり褒めましょう!
子供が、自分で決めたことができた!という満足感を持てるように。
自分をコントロールできたのだから、素晴らしくて、気持ちの良いことという実感に繋がると、そこから少しずつ練習の内容を考え、それを実行できる心が育っていくのです。
ピアノ以外でも、自分で考えて決めさせる。それを実行できた時には、そのことを褒める。
をやってみましょう。
自分で考えず、言われてやるだけの練習は子供にとって苦痛でしかなく、だんだんそこから解放されたくなる時が来ます。
<NGワード>
もう練習終わるの?もう少しやったら。
そこは音が違うでしょ。もう1回やって!
あと◯分、◯回やりなさい。
子供にしたら、ちゃんと練習をやったのに、後から文句を言われてしまう。
やる気下がりますね。
練習をやる前に決めておきましょう♪