講師の思い

体験レッスンにいらっしゃるお母さま

体験レッスンが増えるこの時期です。

体験レッスンの際に、お母さまにもピアノのご経験をきいています。

 

すると、結構な割合で

「子どもの頃習っていましたが、途中でやめてしまって、それほど弾けません」

という方がいます。

 

それほど弾けないというのは謙遜かもしれませんが、

 

やめた理由は、

・先生が怖かった

・練習が面白くなかった

・途中から難しくて楽しめなくなった

・弾きたい曲を弾かせてもらえなかった

などなど、いろいろなお声が聞こえてきます。

 

それでも自分の子供にはピアノを習わせてみようと考えるのはなぜでしょう?

 

やはり「ピアノを弾くことを楽しめる」ということに、とても価値を感じていらっしゃるのだと思います。

それによって人生が豊かなものになるよう願っていらっしゃいます。

ピアノ経験のある親御さんは、発表会で親子連弾をされる方も結構います。

家族で楽しむことができるって素晴らしい♪

そんなに難しい曲でなくとも、一緒に演奏できるのは楽しいものです。

親子孫の3世代連弾というのも面白そうですね。

 

私自身はピアノを弾いてる時間は、心を落ち着かせる整体のように感じています。

長い人生の中で、いろいろな事がありますが、ピアノで曲を弾いていると、遠い昔の、遠い国の作曲家からメッセージをもらっているような気になります。

 

元気が出たり、優しい気持ちになれたり、勇気をもらったり。

 

そして音楽を通じて得られた友人とは、本当に長いお付き合いができます。

一緒に連弾したり、アンサンブルをしたり、歌ったり・・・

年齢、性別、国籍など関係なく心を通わすことができるのが音楽です。

 

 

なので、私の教室に来ていただいている生徒さんには、

将来「ピアノをやっていてよかった」

「教室に通っていた時間は楽しかった」

と思ってもらえることが私の願いでもあります。

 

ということで、個性あふれる生徒さん達と、あれこれ考えながらレッスンに取り組む日々です。