教室では、今クリスマス会のミニコンサートに向けての練習中。
5歳の女の子、なかなか積極的にピアノに向かいません。
なぜかというと、間違えるのがすごく嫌なんです。
「間違えると恥ずかしいんだもん・・」
といって、ミスタッチするとすぐ手を引っ込めてしまいます。
楽譜を見て、難しいかも・・・と感じると
「無理、できない、できない」ってそっぽ向くんです。
難しそう・・・というのは、なんとなく音符がたくさん並んでる。
ということです。
実際には、とても動かしやすい指番号だったり、同じ音やリズムの繰り返しだったり・・・
そんな時は色分けして、
「同じところがこんなにあるよ。ここはできるから、この部分とこの部分をできるように今から練習ね。何回やってみる?」
すると少しできそうな気がしてくる・・・
自分で5回と決めたら、5回は頑張れる。
「お家で練習して弾けるようになったら動画送ってね!」
数日後、動画がLINEに送られてきました。
つたないけれど、なんとか最後まで弾いていました。
最後まで弾けるよう練習頑張ったことを褒め、さらにお勧めの練習方法をお母さんにメッセージで伝えておきました。
次のレッスン時
ずっと上手に弾けるようになっていました♪
「私、間違えてもあきらめないで練習したよ!中学生になるまでピアノ続けるんだ!」
あきらめずにやったことで成果を実感できたんだなあ。
5歳の心の中にも、いろんな思いが詰まっているんですね。